新概念データとは？

まくられ率

まくられて敗れた確率（1コースのみ）

差され率

差されて敗れた確率（1コースのみ）

逃がし率

2コースで1コースの逃げを許した確率（2コースのみ）

まくり率

まくって勝った確率（2～6コース）

差し率

差して勝った確率（2～6コース）

※まくり差しは差しに含まれる

イン信頼率について

高い

1着率が60％以上かつ、逃がし率が45％以上の場合

低い

逃げ率が15％以下かつ、逃がし率が30％以下の場合

予想の道順をもとに展開を解く！

まずB選手の2コース逃がし率は43.2%。高めの数値で、イン本命を考えます。
しかし、引っかかったのはA選手の1コース着率。38.5%と、決して高くありません。
ここが大村ボートレース場なら、B選手の2コース逃がし率を重視するところですが、ここはイン受難水面（※）の平和島ボートレース場。B選手の逃がし率を低めに見積る必要があります。

次に、コース別まくり/差しを見てみましょう。

枠なりと想定すれば、
C選手の3コース時はまくり=1/差し=7、D選手の4コース時まくり=0/差し=3。センター勢強攻派がいません。
E選手の5コース時はまくり=5/差し=6。まくりが届く確率はコースが遠い分だけ下がっています。
それでも、おそらく握って攻めていくでしょう。

また、B選手の2コース時は、まくり=4/差し=6。
差し1着の方が多いですが、まくり1着の回数も接近しています。
B選手は2～6コースの中で、2コースのまくり1着がもっとも多いので、攻め手はB選手になるかもしれません。
A選手の1コースまくられ率は17.3%、差され率は28.8%で、まくられ率の方が大幅に低いです。
B選手がジカまくりを放てばもちろん抵抗していくでしょう。
ということは、C選手とD選手の差し抜けも考えられます。

最後に、C選手の3コース時差し=7の大幅はまくり差しではないかと考えました。
C選手が「B選手は差し」と想定していたとすれば、完全に行き場を失うでしょう。

ということは、本命はD選手。
B選手がまくる→A選手が張る→C選手はまくり差し狙って行き場をなくす→最内がぽっかり開く、と考えれば、4コース時に差し一手のD選手に展開が向くはずです。